2015年6月18日木曜日

パワーソース、使うのはどっち?

これを説明するには、アキュムレーターというものを説明をしないといけないのですが、

ここでは簡略版。

誰でも、おれもゴルフィングマシーン知ってるぜ。

と言ってもらえるように。

さて。

ザ・ゴルフィングマシーンでは、パワーパッケージがパワーソースとされます。

これはパワーの源です。

種類は4種類。

1、右ひじの曲げ伸ばし
2、左手のコックアンコック
3、アドレス時の左手とクラブの角度
4、左腕と両肩で形成される角度

パワーソースなのになぜ角度なのかというと、パワーソースというよりパワーポテンシャルと捉えてください。言わば、火薬のようなものです。火をつけないと爆発しない。

で、どれを使うのはヒッター&スインガーの違いにも及んでくるのですが、今日はアキュムレーターの話。

1番を使う方は、打ち込み上手だと言えると部分もあります。

自転車のタイヤを回す時にスポークをもって直線的に推す動きです。

4番を使う方はいわゆるスインガーです。

内側の回転する力で外側を回します。

1と4は混ぜると難しいと本にも書いてあります。

結論書くと、右手の曲げ伸ばしでボールを打つ方は体を回すのをやめましょう。
インパクト辺りでガッツリ止めてと下に向かって右ひじを積極的に伸ばします。

体の回転でボールを打つ方は、スイングアークが大きくなるように振りましょう。
クラブを振った時に外側に引っ張られる力によりクラブを加速させ、ボールを打ちます。

どちらも最下点は同じなので両肘が伸びきる位置をインパクト後の最下点にもってくることが大事です。

インパクト前では右ひじはまだ曲がっていて、スインガーの場合パワーソースを下半身に持ってくることが多々あるので右ひじが曲がったままという映像も多くあります。インパクト前に右ひじが伸びきってしまうということは、アキュムレーターの1番を受動的にしろ能動的にしろ使い切ってエンストしてしまうのは、どちらの打ち方も同じです。

では、また次回。

ゴルフスイングの絶対条件

ザ・ゴルフィングマシーンではこれを

3 Imperatives 

としています。

ヒッタースインガー論はどうでもいいから、他の物が欲しい方は。

こちらの三つの絶対条件
(これ私が勝手に言っているだけです。翻訳する方によって変わると思います。)
を守れれば、ゴルフ人生大概のことは四苦八苦しながらもどうにか上手く行きます。

では、この三つの絶対条件とは?

スイングプレーン

フラットレフトリス

ラグプレッシャー

の3つです。

スイングプレーン
は、皆さんどこかで聞いたことがあると思います。
教えてグーグル先生で検索すれば一発でいろいろ出てきます。
こんな感じです。ちなみに。動画は私見ていません。
ので、あくまで見た目参照ということで。


フラットレフトリスト
これは左手の甲が折れないということ。
アドレスでフェースの向きと左手の甲をパラレルにして、持つ基本的グリップができてのお話しです。が、これ右手のグリップでもOKです。左手がストロングの方は、気にしないで右手のグリップを気を付ければOKです。


アレックススローンさん
私のTGM仲間の先生で、3 Creek Ranch というアメリカのド田舎にあるくせに排他的でタイガーウッズもメンバーのコースのヘッドプロでお友達グレッグの先生です。セクションのPGAオブザイヤー取ってるし。素晴らしい人です。遊びに来いよって、お誘いされているのですが、誰か一緒に行きたい方居ませんかー?笑。その前にこのコース知っている人もいませんが。
スローン氏は一度はお会いしてみたい方です。
動画は見ていませんが、GSEDでケリー氏から直接習った数少ない方です。


ラグプレッシャー
(ゴルフの秘密)
秘密なので多くは語れません。謎。
ゴルフの秘密はラグプレッシャーだと、ケリー氏が述べています。
まぁ、当たり前と言えば当たり前なのですが、はぁ。となるのが普通の方の反応です。

リンブレーク氏の動画です。
ラグプレッシャーは四種類ありますが、特に何も言わなければ、
右手の人差指の付け根辺りにくる圧力です。
人気番組スクールオブゴルフの担当がマーティンホールさんでなければ、
この人だったでしょう。たぶん。私の勝手な見解。
というマーティンさんもTGMはかなり詳しいのです。


で、この3つの中で一番大事なのが、ラグプレッシャーです。
これを無くすと大変なことになります。

たとえるなら、
ガンダニウム合金が入ってないガンダム、
フォースの使えないダースベーダ―、
味の素の入っていない味噌汁、
ラウリン酸の入ってないバージンココナッツオイル、
お金のない結婚、

のようなものです。お好きなのをどうぞ。


では。では。

2015年6月6日土曜日

スインガーとヒッター、簡略版。


TGMを知らない方が見たら全く分からないことばかり書いていたのと過去記事をさくさくと削除していることを踏まえて、ヒッターとスインガー簡略版です。

ここでのスインガーとヒッターはザ・ゴルフィングマシーンにおいての意味です。

スインガーとは、主に遠心力利用してクラブヘッドを加速させ、ボールを打つ方です。
スイング中、クラブヘッドは体の(円の)外側へ引っ張られるため腕とクラブとシャフトは直線(In line condition)になります。この一直線になる現象を上手く使ってボールを打つわけです。ですから、スインガーの場合力でなくて、タイミングと内側の回転を如何に速く回すかが1つの大事な要素になります。

ヒッターとは、主に上体の腕力を使いボールを打つ方です。特に右腕の曲げ伸ばしの腕力。
とはいえ、遠心力は当然働きます。クラブヘッドは円運動をしますから。ですけども、主に腕力によって、左肩を中心としたプライマリーレバー(左腕とクラブ)を右ひじの腕力で押しています。
これがクラブを振る主な力となっています。

これ以上の識別方法は有りません。

どちらを使っているかでヒッターかスインガーが決まります。

勿論、両方使って混じっている方もいます。両方使っていることに意味があるのかは別として。

いろいろ混じると複雑になるわけです。

例えば、ピーチとスイカを混ぜて、何ジュースなの?という具合です。
私からするとスイカピーチでいいじゃん。となるのですが。美味しければいいじゃん。というわけです。ゴルフでいう、ボールが安定して真直ぐ飛べばいいじゃん。ということです。

では、なぜ分けるのか?
単純に言うと、利用する力が違うためクラブヘッドの動きが大事なところで微妙に変わるからです。
細部においてスインガーとヒッターでは体のパーツの動きが違うわけです。

で。映像などをみてこの人がスインガーかヒッターかを見分けるにはどうしたら良いか?
見分けられません。ただしこのコンセプトを知っているとスイング作りの指針になるからです。一応、個人的に或はいくらかのマスターたちが見分けるとき部分があったりします。ただし、これは本には記載されていません、必要ないので。本の目的は違うところにあります。
追記、ここでヒッターの方がスインガーのコンポーネントを使っていると、スインガーに思えてしまうわけです。スインガーなのにヒッターのコンポーネントを使っていたら、その人は一体スインガーなのかヒッターなのか分かりません。要はヒッターの要素を持ったスインガー、逆にスインガーの要素を取り入れたヒッターとなるわけです。

ヒッターだから、球筋がフェードだとか、スインガーだからドローということは有りません。これはインパクトの現象をDプレーンのコンセプトに沿って考えれば良いと思います。本来なら、ラインオブコンプレッションです。TGMではヒンジングのコンセプトが関連します。

じゃぁ、初心者はどうすればよろしいのでしょうか?
とりあえず。それらを気にするよりは、必要絶対条件の3つを整えましょう。そちらのほうが効率的ということになります。

じゃぁ、上級者たちはどうしればよろしいのでしょうか?
知らなくても全然問題ありません。だって、既に上手なのですから。

スイングを根本的に理解したいのですが、スインガーとヒッターを知る必要がありますか?
無いと思います。私もゴルフスイングというものを完全に理解できていません。ただし、知っているということは役に立つこともあります。スイング作りの指針になります。

スインガーからヒッターへのメタモルフォーゼは簡単なのか?
人によりますが、殆どのツアープロは混ざってると言われています。ですから。
難しい簡単という問題ではないような気もします。

で、最後に簡単に。

主に推力を利用してスイング中にクラブヘッドを使う人がヒッター。
遠心力による加速を主に使う方がスインガーです。