2014年5月23日金曜日

シャフトの真実。


トムウィッション氏の記事をよんで。

この方がMOIフィッティングのパイオニアさんです。

ゴルフをやっているかたは、この方のデザインしたクラブは必ずどこかで触っていると思います。笑

今回はその記事についておもったことや簡単なご紹介です。

記事には16の都市伝説みたいな内容で書いてあるのですが、そのシャフトの部分について少し触れてみようと思います。

気になったのは、この段落。

新しいデザインのシャフトは古いデザインのシャフトよりも良いのか?

簡単に書くと、シャフトを作る過程やクオリティーコントロールについては良くなった会社もあるし、15年前にくらべて悪くなった会社もあるということです。

しかしながら、着目すべき点は。

上手なプレイヤーのシャフトは、外見や外装が変わっていても、シャフトのデザイン事態は変わっていないということだそうです。

そう。当時、グラフロイ社のProLite 35というシャフトが素晴らしい人気シャフトだったのですが、シャフトベンドプロファイルをみるとどれもそんなに変わらないということ。ですから、今の良いシャフトを買ったとしてもそんなには変わるわけがないということなのです。

近年みる、マーケティング戦略による、より良い材料、コーティング、などシャフトの性能には、、、、、、。。。

さほど影響がないと見てよいでしょう。

というのは、元来シャフトがゴルファーのパフォーマンスに影響する要素というのは、23年間やってきたシャフトフィッティングにおいて、以下の5つの要素だと言っています。 

1重さ、
2全体の硬さ(フレックス)、
3ベンドプロファイル(キックポイント)/硬さの分布、
4トルク、
5シャフトのバランスポイント、

ということで、シャフトのパフォーマンスに関しては。良い悪いというのはあまりなくて、そのプレイヤーにあっているシャフトを使っているか、使っていないかということが大事だと述べています。

よって、凄く人気のシャフトが自分にあっていないということもあるわけですね。

その基準が上の五つの項目に掛かってくるわけです。

ということを、記事で述べておられました。

基本的には以前の記事に書いたのですが、ラグが少ない人はキックポイントはあまり関係なくなったり、という項目を一つ一つ選ぶだけの作業ということです。

で結局そこから、シャフト決めて、入れて打って。良いか悪いかということですね。笑。

ただし知識があることによって、闇雲にシャフトを入れるというよりは、基準にそってある程度自分にあったシャフトが選べるようになるということです。

ですから、シャフト選びは。

ブランドや新しい機能ではなく、自分にあっているかないかが大事!ということになります。

このシャフト選びの明確な基準を持っているフィッティングできる方を探すことがまず大事ということでしょうか。笑

面識はないのですが、お聞きしたお話では、雑誌などでご活躍されているQPプロが評判です。

私もフィッティングしてもらいたい。w

では、また次回!


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元記事

2014年5月21日水曜日

スインガーとヒッター、どちらが飛ぶの?

トム・ウィッション氏の記事を見ていて、非常に分かりやすく、当たり前のことをちゃんと書いているあの姿勢に憧れるブログ主です。

ウィッション氏は、たぶんゴルフクラブを作る上でネ申がいるならこの人みたいな人だと私は思っています。しかしながら、書いてあることは普通のエンジニアさんですが。笑。だから、凄いのです。

今日は久しぶりにスインガーとヒッターの勘違いネタについて、書いてみようかと思います。

よく言われるのが、スインガーとヒッターってどっちがどうなの?

ということについては、以前の記事を、検索してみてください。

簡単にいうと、スインガーは遠心力、ヒッターは推力、です。

全然、簡単じゃなくて。ウィッション氏の記事とはだいぶ差が、。この時点で。。。

それはさておき。

ヒッターとスインガーの問題でよくあるのが、どっちが飛ぶの?ということですが。

答えはヘッドスピードが速いほうが飛ぶ可能性は高いです。というのが答えです。

ええ??

答えになっていないじゃん?と、思うかもしれませんが。

それは正しいのです。

スインガーとヒッターはあくまでコンセプトの話です。

現実では、いろいろなバリアブルが存在しています。

で。全てのバリアブル出せますか?という現実の問題があります。

じゃ、なんでヒッターとスインガー分けるのか?

それは、ゴルフボールを正確に打つためです。

何度も繰り返ししつこいのですが、インパクトのメカニズムが違うためアライメント(方向性にも)影響がでます。

ですから、体を回すだけまわして、遠心力を効率良く利用して、右手のヒットをすればもっと飛ぶような気がしちゃうのですが。そうとは限りません。

これはTGMを読み込んでいただかないといけないのですが、要は右手を使えばセカンダリアセブリがリリースされてしまうので、プーリーが大きくなり、結果的に表面スピード(クラブヘッド)が速くならない可能性があります。(このあたり、興味のある方は、ジョーゲンセン博士の本をお読み下さい。)

ということで、お客様のご来店ともに、今日はここまで、。

また次回!

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2014年5月17日土曜日

トップでグリップや腕に力をそれほど入れなくても良い理由を述べよ。

フェースの閉じ開きが上手くいかないとき、プレーンに乗っていてもフェースコントロールをするためのメソッドを述べよ。 A#3 

8-7、8,9,10のセクションで左手の手首がアンコックされないとフェースのローテーションがスムーズに行われない理由を述べよ。

10-2-0グリップタイプの説明をせよ。V/V/T、V/R/Tとはどのような状態か実証せよ。

デリバリーパスとデリバリーラインの違いを説明せよ。

パドルフィールモーションおよびフライングウェッジを説明せよ。

ヒンジングはボールコントロールを覚えるためになぜ必要・重要か説明せよ。

ベンホーガンのスタンスが短いクラブから長いクラブにかけてオープンからクローズドになる説明をエイミングポイントのコンセプトを使って説明せよ。(使用用語:クラブ長さ、インラインコンディショ、エイミングポイント、トリガー(リリース))

トッププロのインパクトのエネルギー量を出すためには、どれくらいの筋肉量が必要か説明せよ。

スインガーとヒッターのインパクトフィックスの違いを説明せよ。










2014年5月15日木曜日

クラブをボールに当てる!一番重要なもの?

ゴルフボールを打つにあたり一番大事なものは加速です。

特に初心者の方や、ボールに当たれば別に曲がろうが気にしないよ!

という方は、この加速が一番大事な要因になります。

もうすこしスパイスを加えますと。

インパクトの後のローポイント(最下点)までクラブヘッドを加速させ続けるということです。

これができないと。

当然の如く、正確なインパクトは迎えることはできません。

ではどのようにこの加速を感じるかですが。

この方法はいくつかあります。

例えば、クラブを振る音もそうですし、よくクラブが走るとかいう表現も同じだと思います。

私がインストラクションをするときに使う表現がラグプレッシャーです。

クラブヘッドが遅れてくるプレッシャを感じることです。

このプレッシャーが大きいほど、 

エネルギー量が多いです。

動画では、クラブが手や体の後に付いてくること!と述べています。



ラグプレッシャーは慣性の法則を体感できる圧力というわけです。

ということで。

とにかくボールに当てたいという方は。

今日のキーワードは、加速です。今日というより、ゴルフで一番大事なものかもしれません。笑

では、また次回。

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2014年5月8日木曜日

誰でもわかるザ・ゴルフィングマシーンのチェックポイント

さて、ザゴルフィングマシーンというと難解な本ですが。

自分のスイングに参考にするためには非常にシンプルなポイントだけです。笑。

全部で9個のチェックリスト。

覚える順番からリストしていきます。

フラットレフトリスト
スイングプレーン
ラグプレッシャー

この三つがimperativeなので、強制です。笑

次の三つが、

リズム
バランス
ステーショナリヘッド

こっちは順不同ですね。これはエッセンシャルです。

最後に。。。

三つのステーション。

これは

アドレス
トップ
フィニッシュ

これらの三つのポジションがとれていることです。

非常に簡単な9個のチェックリストですが。

これがキチンとできれば、間違いなく素晴らしいゴルファーだと思いませんか?

私は思います。

ですから、常にこの9個チェックリストを覚えて。

1つずつ身につけていけば素晴らしいスイングになること間違いありません。

それだけでなく、相当な腕前になります。

別に難しく考えることはないのです。

それぞれの項目において多少の説明は必要かもしれませんが、あまり間違えることもないでしょう。

では、また次回!


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2014年5月3日土曜日

振り遅れについて。

良くクラブを振り遅れてフェースが開いて入っているとかいう表現をゴルフではします。

ですが、そもそも振り遅れってなぜ生じるのかを厳密に理解している方は少ないようです。

たとえば。
そうです。ジムフューリック選手ですね。

言わずもがな、素晴らしいプレイヤーです。

一見すると振り遅れているようにも見えます。

でもちゃんとボールを打てているではないですか!笑

当たり前です。

振りおくれというのは厳密にいうと、体の回転が先行しすぎている状態ではなく。

ターゲット、ラインオブボールフライト、に対してインクライドプレーンが意図していないプレーンで起こるミスショットを振り遅れと言うようです。が。

実は、振り遅れの原因は。根本的原因は違う部分にあります。

ですから、振り遅れているから両腕を胸の正面で打てというアドバイスをこのようなときにするのは、間違いではないのですが、的確ではありません。

ということで、振り遅れ原因はプレーンにあります。

ですが、プレーンに乗らない原因を突き詰めていくとかなり細かくはなり、一般のゴルファーに役に立つかどうかはわかりませんが、いくつか守らなければいけない鉄則があります。

というわけで、また次回!

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