さてさて。
前回の記事の続きです。
シャフトを選ぶポイントで大事なのは、5つの要素であるということしたが、
ここで普通に考えると。では、上手な人のつかっている特性をもったシャフトを使えばよいスイングになるかというと、おそらく考え方は間違っていないでしょう。
ただし、そのシャフトを使って練習すれば良い打ち方ができるようになるというのは、難しいかもしれません。
理由として、結局のところゴルフのエンジンはシャフトではなく、自分の体であり、シャフトは内側の力をクラブヘッドへ伝えるツールであるからです。これをもう少し考えると、自分の腕や手もシャフトと同じ役割をするものですが。大きな違いは腕や手には筋肉がついていて、その筋肉が余分な動きをするとプレーンがずれたり、意図していないフェースの挙動を増やしたりということにもなります。
ところが、少しトルクが大きかったり、シャフトが柔らかいとそれらの動きを少し吸収してくれるような補正作用が働いたりします。
話をもどして、上級者と同じ特性のシャフトを使ってそれが打てると上手になるかということですが、なる人とならない人がいるということになります。
ゴルフは長年かけてより良い動きを身につけていくゲームでもあるので、突然上級者特性のクラブに変えて上手くなるということではありません。むしろ、硬すぎて余計に力が入ったり、アイアンとの整合性がバラバラになったりということも大いにありえるわけです。
なので、スイングを改善しているプロセスにないのであれば、自分にあったシャフトを選ぶことだけでも距離が伸びたり安定性が増したりということも期待できるわけです。
だからといって。
フィッティングをしても、いつもナイスショットが出るということもありませんし、ゴルフが上手くなるにつれてシャフトが自分に合わなくなることも十分在り得るわけです。
お勧めは、2,3年に1回くらいはクラブを変えても良いかもしれません。できれば、フィッティングをしてもらって。或いは、クラブの特性を調べて自分にあった特性をもったシャフトから選ぶことができれば、なお良いとすべきでしょう。
単純に、打ってナイスショットがでるクラブが一番かもしれません。笑
では、また次回!
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