4バレルスイング。
について、補足というか、そんな感じです。
パーゴルフさん4バレルスイングを掲載していただきましたので。
お勧めは自分がどちらの方が心地よいか楽かでヒッタースインガーを決めて頂いて、
パワーソースをいくつ使うか決めて、2バレル、3バレルと使っていただければ良いかと思います。
パーゴルフの記事に掲載していただいたとおり、スインガーは遠心力によってクラブを振るため右ひじの曲げ伸ばしが必要ありません。(受動的という意味です。)
全てのバレルを使っても良いのですが、遠心力の加速によるのが良いか、右肘の曲げ伸ばしを使うのが良いか選ばなくてはなりません。両方を使う意味を見つけ出すのが難しいからです。
さて、メインに意識して使えるのは、右ひじの曲げ伸ばしか、体幹のピボットによる遠心力かです。
2番、3番のアキュムレーターは、ヒッターかスインガー選択して、
どちらを使うか決めてから、24のコンポーネントの中から整合性のある動きを選択します。
右腕をパワーソースとするヒッターの方は2,3番のアキュムレーターが同時にリリースされます。
パワアキュの2番3番のリリースを別々にもやれるのですが、そうなるとスインガーの要素を含むヒッターになります。(実際の所、2,3のリリースは無意識に近いと思います。遅らせすぎてもシャンクの原因になります。絶対条件のフラットレフトリストとリズムを保てる範囲内でということでもあります。)
ヒッターの方は推奨リリースは2,3のアキュムレーターの同時リリースです。(アングルドヒンジとも言えます。)
となると、4バレルスイングって必要なの?となるのですが。
実際に相当のレべルで打っている方が沢山いるので、悪いのかと言われると少し違う話になります。
但しコンセプト的にはお勧めできませんと言えるでしょう。
バレルの解放の順番ですが、それぞれ段階的に開放すればより大きなパワーが得られるというのが考え方です。
これを3つの絶対条件に併せてできれば、素晴らしいです。
スインガーであれば、4【1】2 3
ヒッターであれば、 1【4】 2と3が同時となります。
これをヒッターが 1,2,3となると 使うヒンジも変わり、スインガーの要素をもったヒッター、
或はright arm swining とも言えますし、スインガーなのにヒッターとかでOKです。
参考までに4バレルスイングでない伝説のプレイヤーが居ます。
最近では、全米学生を優勝したデシャンブ―選手が居ます。
明らかにアキュムレーターの3番がありません。
モーノーマンは、明らかにゴルフィングマシーンでなく経験則でスイングを作ったのですが、
デシャンブ―選手はザゴルフィングマシーンを15歳から読んでいるので、意図的にやっています。
最も正確なボールストライカーにヒッタースインガー論はいらないとは思いますが、
このようなことを知っているとスイングのどの部分の動きがどうなるかというが何となく把握しやすくなります。
アドレス時にアキュムレーターの3番がなく、腕とクラブがまっすぐになっています。
(飛球後方から見て。右側画面です)
今年全米学生選手権を優勝したブライソン選手です。
成績も常に安定上位に入っているようです。アドレス時の腕とクラブシャフトがまっすぐなっている点が注目です。(PA#3がない)
上記の二人に関しては、アキュムレーター3番がないのでフェースのローテーションはシンプルかもしれません。だから常にストレートボールを上手に打てたとも言えないこともないですが。他に要因がありすぎで、何とも言えません。
最後にアキュムレーターの3番を使おうと思って右手でフェースのロールをやることだけはお勧めできません。プレッシャーポイントの3番に圧力を感じていればフェースはローテーションします。
全く感じないのも有りです。おまけにトップではプレッッシャーポイントの3は殆どの方は消えてなくなります。
ということで、4バレルスイングは必ずしも4バレルを使うことはありませんし、
使ったほうが飛ぶというのは、如何にヘッドスピードを上げれるかだけでなく、
ボールに如何にエネルギーを伝えることができるかがカギになってきます。
4バレルというコンセプトがあって順序や動きを部位に基づいてバラバラにすると、
あぁ、なるほどぉ。
と思う節が多々でてくるかも!?
ではまた、次回。