2015年7月21日火曜日

4バレルから見るスライスのもっとも簡単な克服方法 

ありきたりの文句です。

さて、AGLで一番大事なことはアドレスです。

アドレスというのは故ケンベチュリー氏がベンチュリーアナリシスという本の中で。

大事!

と述べています。もっと造詣の深い表現をされていますが。笑

では、どうしてそんなに大事なのか?

極端な一例を挙げると、スライスの原因はフェースがインパクト時に開いてはいることです。

スイングプレーンは別の問題です。

さて、。

以前よく言われたのがMOIが大きいとフェースローテーションがやりにくい、合わない!と言われていましたが、果たしてそうでしょうか。まぁ、実際返りにくいのでしょうが、最初からMOIが大きいクラブをもった方には全く関係のない話で。笑。ほとんどのプロが使っていることを考えればそんなこたぁ、あるかもしれないが、やはり昔のクラブよりは扱いやすいのは否めません。あれ?クラブの話になったった。

話をもどして。

フェースが返りにくいのであれば。

他で調整致しましょう。というのが私の個人的な好みです。

何を変えるか。はい、鋭い方はもうお分かりですね。

答えは、アドレスです。。

ただ、100%の方が治るわけではありません。

フェースをロールする腕の使い方ができない方はそちらを先に覚える必要があります。

では、どうやって構えるのか?

4バレルというコンセプトでご紹介したので、PA#3手のロールを司る部分の角度

アドレスからあるコックの角度をより直線に構えるだけでOKです。

簡単ですね。



ブライソン・デシャンボー選手ですね。学生さんです。

こんな感じに構えてみましょう。

これでスライスが矯正できたら、ラッキーです。

できなかったら。

他に原因があると考える必要がありますね。ということで。。



では、また次回。



2015年7月14日火曜日

4バレルスイング 2番、3番のアキュムレーターについて。少々、細かいかもしれません。

4バレルスイング。

について、補足というか、そんな感じです。

パーゴルフさん4バレルスイングを掲載していただきましたので。

お勧めは自分がどちらの方が心地よいか楽かでヒッタースインガーを決めて頂いて、

パワーソースをいくつ使うか決めて、2バレル、3バレルと使っていただければ良いかと思います。

パーゴルフの記事に掲載していただいたとおり、スインガーは遠心力によってクラブを振るため右ひじの曲げ伸ばしが必要ありません。(受動的という意味です。)

全てのバレルを使っても良いのですが、遠心力の加速によるのが良いか、右肘の曲げ伸ばしを使うのが良いか選ばなくてはなりません。両方を使う意味を見つけ出すのが難しいからです。

さて、メインに意識して使えるのは、右ひじの曲げ伸ばしか、体幹のピボットによる遠心力かです。

2番、3番のアキュムレーターは、ヒッターかスインガー選択して、

どちらを使うか決めてから、24のコンポーネントの中から整合性のある動きを選択します。

右腕をパワーソースとするヒッターの方は2,3番のアキュムレーターが同時にリリースされます。

パワアキュの2番3番のリリースを別々にもやれるのですが、そうなるとスインガーの要素を含むヒッターになります。(実際の所、2,3のリリースは無意識に近いと思います。遅らせすぎてもシャンクの原因になります。絶対条件のフラットレフトリストとリズムを保てる範囲内でということでもあります。)

ヒッターの方は推奨リリースは2,3のアキュムレーターの同時リリースです。(アングルドヒンジとも言えます。)

となると、4バレルスイングって必要なの?となるのですが。

実際に相当のレべルで打っている方が沢山いるので、悪いのかと言われると少し違う話になります。

但しコンセプト的にはお勧めできませんと言えるでしょう。

バレルの解放の順番ですが、それぞれ段階的に開放すればより大きなパワーが得られるというのが考え方です。

これを3つの絶対条件に併せてできれば、素晴らしいです。

スインガーであれば、4【1】2 3

ヒッターであれば、  1【4】 2と3が同時となります。

これをヒッターが   1,2,3となると 使うヒンジも変わり、スインガーの要素をもったヒッター、
或はright arm swining とも言えますし、スインガーなのにヒッターとかでOKです。

参考までに4バレルスイングでない伝説のプレイヤーが居ます。

最近では、全米学生を優勝したデシャンブ―選手が居ます。

明らかにアキュムレーターの3番がありません。

モーノーマンは、明らかにゴルフィングマシーンでなく経験則でスイングを作ったのですが、

デシャンブ―選手はザゴルフィングマシーンを15歳から読んでいるので、意図的にやっています。

最も正確なボールストライカーにヒッタースインガー論はいらないとは思いますが、
このようなことを知っているとスイングのどの部分の動きがどうなるかというが何となく把握しやすくなります。

アドレス時にアキュムレーターの3番がなく、腕とクラブがまっすぐになっています。
(飛球後方から見て。右側画面です)

今年全米学生選手権を優勝したブライソン選手です。
成績も常に安定上位に入っているようです。アドレス時の腕とクラブシャフトがまっすぐなっている点が注目です。(PA#3がない)

上記の二人に関しては、アキュムレーター3番がないのでフェースのローテーションはシンプルかもしれません。だから常にストレートボールを上手に打てたとも言えないこともないですが。他に要因がありすぎで、何とも言えません。

最後にアキュムレーターの3番を使おうと思って右手でフェースのロールをやることだけはお勧めできません。プレッシャーポイントの3番に圧力を感じていればフェースはローテーションします。

全く感じないのも有りです。おまけにトップではプレッッシャーポイントの3は殆どの方は消えてなくなります。

ということで、4バレルスイングは必ずしも4バレルを使うことはありませんし、

使ったほうが飛ぶというのは、如何にヘッドスピードを上げれるかだけでなく、

ボールに如何にエネルギーを伝えることができるかがカギになってきます。

4バレルというコンセプトがあって順序や動きを部位に基づいてバラバラにすると、

あぁ、なるほどぉ。

と思う節が多々でてくるかも!?

ではまた、次回。






2015年7月6日月曜日

~究極の肩甲骨~ 肩甲骨と柔軟性とゴルフスイング。



私、肩甲骨フェチです。


とつまらない冗談はおいて。

ここ数年肩甲骨の柔軟性についてよく見かけます。

酷いものになると肩甲骨が固いからボールが当たらないと。

チョット、マッテクダサーイ。


と思うわけです。

そもそも肩甲骨の柔軟性を上げることでどれだけの効果がどのように出るのか。
アドレスの位置から肩甲骨だけ動かしてどれ程バックスイングがとれるか。。。
多分数十センチでじゃないでしょうか。

肩甲骨だけ柔軟にするという表現もおかしいのですが、周りの筋肉群というのが正解?である気もしますが。肩甲骨の動きについて、こだわってどれくらいの効果が得られるかというのも疑問ですし。

肩甲骨がより自由に動くことに悪いことはないと思いますが、それが果たしてゴルフにどれだけ役経っているかも少し検証をしても良い気がします。

といいながら、私はバイオメカニクスの専門家でもなんでもありません。

ある専門家は某肩甲骨の話を聞いて、馬鹿馬鹿しくて何も言えないと言ってましたが。
肩甲骨の柔軟性を増やすだけでボールが飛ぶやゴルフが上手くなるといのは論外ですと。バイオメカニクスからは分かることはある動作が良いか悪いか結果を分析してわかるだけです。と説明してくれました。

スイングした時に結果から良いか悪いかはわかるけど、このように動きなさいというは大よその指示しかできないということですね。もちろん参考にはなります。そのような動きをやることにやって、ヘッドスピードなどが上がるのであればよいですが、大概の文献では検証素材はプロで子供のころからゴルフをやっている人たちですから、肩甲骨だけ見ても?と思うのが普通だと思います。で、プロでもそうなっている人といない人がいるとなれば、尚更考えなくてはなりません。

このようなことから、クリスコモ氏はタイガーのコンサルタントでスイングをこうした時にこれはどうですという結果を教えてくれるコンサルタントというが容易に想像できます。

ゴルフスイングなんて、ある一部動きしか変更や修正しかできなくて、それ以上行うと統合された動きが失われコーディネーションのある動きやスームーズな動きができなくなります、或は難しくなります。これらを統合するのに練習の仕方にもよりますがある程度時間がかかります。

ですから、主要部分以外の細部にこだわると、他に修正が必要な部分がある大概の方は大変な思いをしたほど結果が得られない可能性もあります。

加えて、肩甲骨がゴルフビジネスの為に悪用されている可能性もあります。悪用って。笑

例えば、貴方も肩甲骨が動けば、100が切れるみたいな。

はっきり言いましょう。

100を切るには肩甲骨の柔軟性は人並みにあれば十分です。

ということで、肩甲骨の柔軟性ですが。(そもそも骨が柔軟になるのか疑問ですが。)

私からすると、そこに注目するのは良いけども。ストレッチも良いけども。
ゴルフスイングに取り入れようとするのはやめましょうというのが私の見解です。
ミヤヒラさん(会ったことないけど風にいうと)ラグを作るためのマイクロ動作ということになりますね。マイクロということは主要ではないということです。

逆に言えば肩甲骨以外でスイングを形成する主要な部分については。

やるしかありません。

が柔軟性は普通にあれば大丈夫。

タイトルにある、究極の肩甲骨については、ラーメンにでもいれて、、、。

濃厚肩甲骨ラーメン。意外と普通な響き。


では、また次回。



2015年7月3日金曜日

バックスイングがインサイドの名手

以前の記事再アップ。

今日は、お気に入りスイングというか。

ショットの名手として有名だった?ブルースリツキー選手です。

この人のことを日本では知らない人は多いかもしれません。

が。9年連続で毎年一勝以上をしたり。

グリーンレギュレーションやドライビングでトップを何回か取ったこともあり。

それなのに、練習をしない人と有名です。

殆ど練習をせずに。ゴルフのトーナメントに出てお金を稼いでは。

ハンティングとフィッシングに明け暮れるという。

数ヶ月もクラブを持たないことがよくあったとか。

言うなれば不届き者ですね。笑

まずは動画を見てみましょう。

ブルースリツッキー氏

そうですね、まず気が付くのが特徴的なバックスイングの挙げ方です。

低い位置から高い位置へとループを描きますね。

スタドラー選手を思い出すと動画でコメントがありますね。

TGMで言うと恐らくこの方のスイングは、トリプルシフトというわれるプレーンのシフトですね。

細かいことを言うと、Xがつくかもしれませんが。笑。

このスイングじゃドロー打てないだろと。思う方もいるかもしれませんが。

実はリツキーさん、ベンクレンショーと同期のようで。

昔はフェード打っていなかったという。

ある日突然、周りの友人に言われてフェードにしたそうです。

なんの苦労もなくある日突然。。

ということで、別にこのバックスイングを真似するのがいいですというのでもありません。


ただ。

バックスイングは、ダウンスイングほど大切ではないということですね。

ジムマクリーンさんも同じようなことを言われています。

最近のレッスンではバックスイングをアウトに上げるとか多いのですが。

別に内側から上げてもよいわけです。

ただし!

暗い夜道で近道を通ると。

思わぬ不慮の事故にあうことも、あるかもしれません。

意味不明ですが。笑。


そういえば。数年前に教えた方にこれについて大事なこと教えるの忘れてたのを思い出しました。

インサイドに上げるときに陥りやすい欠陥はあるのですね。

ただ、それは高いバックスイングでも起こりえることなので。

結局、まぁ、いいかぁ。となるわけです。笑



では、また次回。