2015年2月24日火曜日

スコピン さん

前回の球筋打ち分けについて、ちょっと足すと。

出足から低く出て左から右に帰ってくるフェードというのが一番難しい。

最初からこの球が打てるのであれば別ですが、フェードフェースが開くのでバルーンボール。

右に高く上がってしまうような弾道になってしまいます。まるで風船が空に舞うように。

だから上手な人を試す時に、いろいろな球筋をうってもらって、左から帰ってくるフェードを打ってもらうのが楽しいかもしれません。試すのも失礼な話ですね。笑

打点をヒールで打つのも手ですが、そもそもこんな球筋必要とされる球筋ではない。のですが。

神様ホーガン、タイガーウッズ、ジャンボ尾崎さん、と。

名手が打つ球筋でも有りますね。

そういえば、最近スティンガーやらなくなりましたね。

全く関係ないけど。

FBでアンディー和田さんがスコピンの動画を上げていたので、便乗。

スコットピンクニー。通称スコピンだそうです。なんかいい響き。

PINGと契約してないのが不思議だ。

スコッツデールピン、スコットピンクニー、しかもアリゾナでしょ。笑



2015年2月17日火曜日

ロースピニングウェッジの鉄則。 サンドで低い球の打ち方です。読むだけで打てる。笑。とまでは、いいません。

低く出て止まる球の打ち方。

ある雑誌社さんにお話したのですが没になった内容だったかな。たしか、打ち込みがどうとかだったような。。

いや、一応記事は出たようです。違う方で話した内容など少し出てたと記憶してます。
確かダウンブローについて話したときだったかな。は。。忘れてた。。。。請求書。。送りますっ。

さて!

ロースピニングショットのやり方は実は非常に簡単です。

その前に、なぜプロゴルファーはサンドウェッジなどのピッチショットで低い球を打つのかという説明をしましょう。

メリットは、距離感が出しやすい。後は風に持っていかれにくい。ですね。

ということがメリットです。高い球は風に持っていかれるし、最初バウンドで地面の傾斜を受けやすいというデメリットがあります。さらに、SWのエラーは前後の距離です。左右にぶれることが上手になればなるほど少なくなるからというのが理由です。



では、どうやって打つのか。
  • クラブヘッドを低く長く出すようにする。
  • フェースは開くとスピンがかかると思うのは浅はかである。
  • ハンドファーストのインパクトを迎える。最低でもシャフトの15度くらいです。(この角度をサンドのスタティックロフトから引くと40度くらいになるのですが、実際映像でみると35~40度くらいですね。これはパワーロスを示唆していることになりますが、実際はこんなものです。角度においてはトラックマンのほうが正確ですが映像は動きが見れるメリットがあります。)
この3点がポイントです。


基本的には、インパクトでアングルオブアッタック(入射角)とインパクト時のダイナミックロフト(インパクトの瞬間のロフト)のが大事です。ダイナミックロフトについては、反語的にスタティックロフト、サンドウェッジなどに刻まれている56°クラブの元々ロフトを表す用語があります。



この時に実は。低く打つときにやってはいけないことは。

フェースを開きすぎることです。


止まらなくなります。(というか、多分低くもでない、また安定しない。)
いろいろやると分かります。とにかく遊ぶことです。

常日頃の読者様にはお分かりだと思いますが、フェースを開きすぎると入射角とダイナミックロフトの差が付きすぎて止まらないよ。ってことです。クラブヘッドの上をボールが滑りスピンがかかりませんよってなことです。


普段感覚の話などはあまりしないのですが、

クラブヘッドを低く長くだすことが一つのポイントです。

上手なのは、SWの名手トレビノさんなど、動画など非常に参考になりますね。

そして、外せないのは、ゴルフィングゴッドのベンホーガン



入射角がなかなか鋭角に、鋭く打ち込むように降りて来ないという方は、

バックスイングでコックを取らずにダウンスイングでコックをとるという手法もあります。

リートレビーノのモーションですね。外に上げる必要はないですが、インから上げるとオーバーザトップで、アウトサイドインのひっかけなんてことも。。

距離のあるバンカーショットで、ビタッと止めたい時など有用なショットです。

乱用すればするほど、バーディーチャンスが増えます。笑

更にっ!

大事なこと忘れてた。

クラブの溝がちゃんとあることとボールの種類


は、ボールを止めたければ、非常に大事です。

ただしどこからどこまでの距離、フェース開いて、閉じてというのは自分の経験で培ってください。


では、また次回。






2015年2月15日日曜日

ヒンジング、ヒンジとは手首の使い方でなくて、肩に付けた蝶番の刃の向きで、、、、というコンセプトです。

ザ・ゴルフィングマシーンにおいてヒンジ、ヒンジングというと一般的にゴルフで使われている意味と違う場合があります。どっちが先かは私には関係ないのですが、TGMにおけるヒンジングは手首の使い方というコンセプトではなく、左肩に設置した蝶番その物です。

ちょっとマニアックなコンセプト。

さっぱりわかりにくいので、こんな感じです。

ヒンジ写真

さて、ヒンジングというコンセプトはTGMの中でも。んーーー。

と思う方が多いのではないかと思います。

レッスンの最初の方に紹介されるわりには、だからなに?的な。

これ実はある程度上手になると極めて大事ということに気が付きます。

もちろん人に依ってですが。

ケリー氏が書いている通り、ヒンジがフェースコントロールでボールコントロールだからです。


この辺りは、TGMよりもジョーゲンセン博士のDプレーンを基にいろいろなことがわかっていて、フェースの向きがボールフライトへプレーンよりも影響が多いということが裏打ちされてより明確になっています。ボールフライトは、85%くらいなどと言われています。正確なことをいえば持ったクラブに依って違いますが、そこまで影響がないのと、実践的にはドライバーや長いクラブでできればショートアイアンは難しくないということもあるからです。

でヒンジに話を戻して、。

冒頭に書いたように。

ザ・ゴルフィングマシーンでいうヒンジングというコンセプトには。

だから、なに?

というコンセプトに近いものがあります。

TGMを知っている方の説明を聞いても、大概5つのヒンジがあります。

この5つの内実際に使えるのは3つですよー。

それらは、Dual Horizontal Hing, Dual Vertical Hing, Angled Hing です。

これを覚えてくださいという話で終わります。私も大概場合、長くなるのでここで終わらせます。笑



講習を受けても、へぇ、これがヒンジなんだ、で終わります。でも最初は言われるがままやる必要があると思います。全部を一気に理解できるには脳の仕組みを少し変えていく必要があります。(意味不明。笑)

そもそもヒンジなんてありえないじゃないかということを議論する話までもでてきます。
だって、このコンセプト、ノンピボティングストロークでないと意味がないでしょう。と。
確かにそうです。このコンセプトはピボットが行われていないストロークのコンセプトです。
個人の見解の差もたくさんあり、別にTGMのコンセプトを利用しなくても自分の言葉で説明できるひとは自分のオリジナルコンセプトとして説明すればそれで良いですし、TGMを引用する必要もないですよね。で、じゃぁ、どう応用できるのよといことですが。このあたりそのうちに。話がそれてきたのでもとにもどして。

ヒンジングは、フラットレフトリストができていてるから意味がある話であり、

スインガーとヒッターで扱うヒンジが異なるからです。
(といいつつも別に悩みがなければ敢えて触る部分でもないのですが。)

もう少し加えるとスインガーとヒッターでインパクトフィックスでフェース向きがまた少々変わるという、これだけもボールのフライトを変化するコンポーネントがこれだけ入ってくるのです。これらをいろいろ考えたときに。

一番単純に解決する方法がヒンジのコンセプトです。

TGMを読んでる方もだいぶ増えてきているので、私が書く内容でもないというのもありますが。

ただ本当にヒンジの練習をするには、教わらないとなかなかやり方は本を読むだけではなかなか難しいのと、プレイヤー全員が必要とするドリルでもないので、結局インストラクターが覚えておく必要のあるドリルであると感じます。

なので。

ヒンジングを役に立たせるための大事なポイントは。

フラットレフトリストができてのこと


と覚えておくと一つためになるというか。



そんなこと書かなくても当たり前と言われてしまえばそのとおりで。笑




まあ、分かりにくい内容になってしまいました。

これシンプルに書くと、3行で終わる。笑。

なぜこんなに長くなる上にポイントが抜けているのか。

情報は、流れてしまったものには取り返しがつかないからです。

誰かこのヒンジがなぜ大事なのか、実践的な意味でわかる方居たら是非お話してみたいです。

もしこれが分かるならかなりTGMがコンセプトでだけや解説の本だけでなく実用本と理解されていると心得ます。

では、GOOD DAY.


















レファレンスポイント、ボールコントロール、フェースコントロール、蝶番の刃、フラットレフトリスト、エデュケイテッドハンド、


2015年2月10日火曜日

スピードプロデューサー パワーパッケージと制御機能

ふなんかこう、物足りないタイトルですが。

今日は少しいつもと違う感じでいこうと思います。

さて、ゴルフスイングにおいて、グリップ、手首の使い方、右ひじの使い方、の機能を正確に兼ね備えることができれば、クラブをもった腕というのは特定の動きしかしません。

このような目的をもったパワーパッケージ(腕と両肩で形成される三角形)は、一つの機能しか持ちません。それは最下点までクラブヘッドを加速させるという機能目的です。フェースのコントロールは手首の使い方で制御しています。これをプログラムして常に手首が同じように、また腕、右ひじも同じように動けば、どうでしょうか。

あとは体の回転の部分、ピボットがいつも同じように動くことができればクラブは意識しなくても、ピボットによってパワーパッケージの角度の解放が始まるところまで配達すれば、自動的にボールは打てます。トリガーポイントとも言います。

よって、手の教育ができている人は後は全てピボットに任せてクラブを振れば、必ず目的をもったパワーパッケージは同じ動きを延々としてくれるのです。

そこに構造的に不安定、また挙動が制御されていない手や腕が利用されたと考えると、どんなに体動きが良くてもどうにもならないことが分かります。

ですから、手の動きを忘れて何も教えてくれない人がいるとすれば、ちゃんと教えてくれないということになります

体得しろよってことでしょうけど。

加えて、クラブの加速についてです。クラブヘッドの加速は手首のリリースによってヘッドスピードが上がるスピードプロデューサーと呼ばれる部分であるのですが、(文献によって違うのですがおおよそ50%と考えてください。この場合要は、コックがヘッドスピードを上げる主要パーツですということです。しかもザ・ゴルフィングマシーンの記述ではございません。あしからず。)このセクションはおおよそ腰から下ということなります。

これをヘッドの動きでトレースしてみるとわかるのですが、クラブヘッド加速の50%は腰から下のセクション、しかもクラブヘッドのダウンスイングの動きの1/3から1/4の間で行われていることになります。

なので、トップの大きさはそこまで距離に関係ないよっていう表現に繋がってくるわけなのです。


こう考えると、

トップで如何に力をいれてクラブを早く動かすことよりも、

腰から下でヘッドスピードを上げることに意識を持った方が良いという結論に至りませんでしょうか。

ではどうやるか。それは、上手な方を見れば明白なはずです。

正しい基礎知識があればゴルフなんてものは習う必要のないものなのかもしれません。

セオリーを覚える必要はなく、方法論ができればゴルフのプレーはできるわけです。

そもそも全部思ったように動かすのは相当な鍛錬が必要です。

でも習ったほうが上達は多分早いです。それは意識持ち方や練習方法、習得のノウハウがありますから。

と言いつつ。

、書いてもしょうがないのですけどね。以前からの方のみとさせていただいております。

では、また次回。